↓ 無料プリントPDFは一番下
↓ かけ算(二けた以上) S3-1~
↓ わり算 S3-101~
↓ 九九表とかけ算導入(一けた×一けた)は小学2年生プリント S2-1001~
もくじ
プリスタの小学3年生向け算数無料教材の特徴と内容
簡単なかけ算で筆算を学ぶ
計算の仕方を説明する方法はいろいろありますが、お子様はかえって混乱することが多いの、お子様が暗算で解ける簡単なかけ算の九九を筆算で書くことから始め、筆算の計算方法を理解させます
学習塾で教えていた時に、かけ算がわからないお子様にはお金で説明しました。
幼児さんも買い物でお金のやり取りを見聞きしていますし、お年玉ももらっていますので、理解が容易でした。
プリスタのプリントでは、「52円のキャンディーを3こ買いました。キャンディー代はいくらですか」という問題では、イラストのお金を用いて、150円を100円と50円に分けています。
こうすることで、100の位にくり上がっていることを視覚で理解できるようにしています。
保護者の方も一緒にプリントを見て、わからないお子様には説明してあげてください。
もちろん、自分の力で繰り上がりを理解できたお子様をほめてあげてください。
お金での説明の他に、本のページ数でも導入しています。
「32ページの本が4冊あります。全部読んだら何ページ読んだことになりますか」という問題では、ページを棒グラフ(横線)で表しています。
30ページと32ページの箇所に線を入れて、32 × 4 が 30 × 4 と 2 × 4 をたしたものと同じということが視覚でわかるようにしています。
ご家庭でも身近の本をつかって、実数を体得できるようにしてあげてください。
少しずつ難しい筆算に進め、計算の法則を理解させていきます。
割り算筆算も、簡単な割り算で学ぶ
また、わり算が難しいのですが、かけ算と同じように、簡単なわり算から難しいわり算に進めていくうちに計算方法を体得します。
「習うより慣れよ」の方法で習熟していきます。
割り算 2つの意味
お子様は混乱しやすいのですが、わり算には下の2つの意味があります。
A.12このキャンディーがあります。
1人に3こずつ配ると、何人にあげられますか?
B.12このキャンディーがあります。
3人に配ると、1人何個ずつもらえますか?
学校では、Aのわり算の意味を先に学習し、その後、すぐにBのわり算も学ぶので、多くのお子様が混乱するのです。
プリスタでは、Aのわり算をたくさん学習して理解を深めた後に、Bのわり算に進みます。
割り算は横式より筆算が簡単
学校では、72÷4=などもこの横式の形で答えを要求されるので、お子様にはとても難しく感じられます。
プリスタでは、わり算も早めに筆算を導入します。
その方がお子様の理解が容易ですし、結果として、横に書いた式もスラスラ解けるようになるからです。
割り算の商が出せると分数も楽
0を含むわり算も難しいので、簡単なわり切れるわり算練習の中に、問題と商に0のある問題を多く出していき、0に慣れるようにします。
プリスタの豊富な量の問題を解き、パッと商を出せるようになると、分数の四則計算が楽になります。
解き方の考え方は学校にお任せ。家庭では計算の習熟を
プリスタでは、お子様が暗算で解ける問題を筆算にして解いていき、解き方を自習で理解していきます。
少しずつ難しい問題に進み、自力で解けるようにしていきます。
「解き方を教えてもらって、それを覚えて解く」のではなく、「1人で簡単な問題を解いていくうちに、難しい問題も自分で考えて解く」という考えです。
学校では、問題を解くよりも、解き方の考え方を学ぶ時間が多いのです。
もちろん、「解き方を考える」ということも大切ですが、同じように大切なことはスラスラ解けるということです。
学校では習熟する時間数が取れないという事実もあるようですので、プリスタでしっかりと練習させてあげてください。
計算が速くなると授業でも自信
プリスタのプリントで計算が速くできるようになった自信に裏打ちされたお子様は、学校の授業の時に、自分自身で考えた解き方を発表できるはずです
教え方(保護者向け)
大切なことは、最終的にスラスラ解けること
かけ算とわり算の筆算で大切なことは、最終的にスラスラ解けることです。
わり算の筆算で、だんだん計算が速くなると、筆算を書くことが面倒になるので、暗算でできる時は途中でやめても良いと教えてください。
ただ、最初から暗算を求めず、最初はきちんと筆算をして、だんだんと正確に速く暗算ができるようになったら、途中の計算過程を省略しても良いと教えてください。
初めて解くお子様には、保護者の方が一緒に
お子様自身で解ける問題にしていますが、「 わからない 」という言葉がお子様から出たら、「ホント、難しいね」と受け止めてあげてください。
問題には最小限の説明文を載せていますので、初出のお子様には、保護者の方が一緒に読んであげ、一緒に解いてください。
問題を読んでいくうちに、ほとんどのお子様は「アッ、わかった!」になるはずです。
分数もイラストの面積や数直線で説明
プリスタでは、イラストの面積と数直線を使って分数を説明していますので、お子様には理解しやすくなっています。(分数のプリントは未作成)
日常生活の中で分数の概念を体得
実際の生活の中でスライスチーズやお好み焼きを半分に切って、その半分をまた半分に切るなどをして、分数の概念を体得させてください。
1より大きい分数を理解させるのに手軽な物はスライスチーズです。
1枚を半分にして2分の1
その半分で4分の1
2枚を使い、4分の3と4分の2を合わせて4分の5 = 1と4分の1
4分の4は1
量の分数は、500mlのペットボトルに麦茶を入れ、コップ2つに注ぎ分ける=二分の一
コップ3つに注ぎ分ける=三分の一
また、お風呂でペットボトルに水を入れて遊ぶことをおすすめします。
テーブルなどが水浸しになる心配もなく、お子様と一緒に楽しめるからです。
このように、お子様自身で切って、合わせて、自分の目で見て体得することで、ものごとの理解が容易になります。
紙の上で数字だけで分数の計算をするより、実生活で目で見て概念を理解することがとても有効なのです。
自信を持つと、それが得意科目に
保護者の方と遊びながら分数を考えると、保護者の方が思う以上にお子様の理解が進みます。
自信を持つと、お子様は「自分はこれが得意!」という気持ちになります。
どうぞ、いろいろなアイデアを駆使して、お子様の勉強に協力してあげてください。
学習の進め方(小学3年生)
- かけ算
- 【S3-1~40】二桁・三桁・四桁 × 一桁の筆算
【S3-41~60】一桁 × 二桁〜四桁の筆算
【S3-61~68 】二桁〜四桁 × 二桁〜四桁の筆算 - わり算
- 【S3-101~】一桁〜五桁 ÷ 一桁の筆算(余りなし・余りあり)(÷ 二桁以上は作成途中です)
少しずつ難しい問題にしていますので、10~20ページ毎の復習で進んでください。
もちろん、容易にできるお子様は、復習なしで進んでください。
算数プリント(小学3年生)無料ダウンロード
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