↓ 無料プリントPDFは一番下
↓ ドッツ作成ページ
↓ 数の合成Y2- 1~
↓ 数の分解Y2-501~
↓ 暗算の文章題は小学1年生プリントS1-2001~
小学入学前には何もさせなくて良いというご意見があることは十分承知していますが、小学校に入学後、暑くなっていくなか、お子様は一人でランドセルを背負い、慣れない学校に通います。
ひらがな、数字、そして数の合成・分解も、新しく学ぶようになります。
学習塾の講師時代、1年生の1学期に、「正しいひらがなを書きなさい」という学校のテストに悩むお子様達がいました。
特に、元気いっぱいの男のお子様で、ひらがなの細かいとめ、はねをなかなか覚えられず、何回も再テストを受けていました。
また、小学1年生の1学期の後半に、「子供が居残りになりました」と、お母様があわててお子様を塾に連れて来られたこともありました。
「1年生の1学期に、もう居残り?」と、学校の対応に怒りを覚えたのでお話を伺うと、『数の合成と分解』の習熟ができていなかったのです。
ブログ記事「写真を飾って自己肯定感アップと脳の活性化」に書いているように、お子様の自己肯定感が下がる時期が小学校入学後という調査結果があり、勉強についていけないことが原因だと言われています。
ご自分のお子様の性格、能力などを考慮して就学前に勉強をさせるという方針を立てられたなら、1年生になったお子様がラクラクとたし算・ひき算が習得できるように、幼児の右脳の優位性を考慮したプリスタのプリントで、無理なく、楽しくフォローしてあげてください。
もくじ
プリスタ5歳幼児向け算数無料教材の特徴と内容
幼児向けプリスタはイメージ力を高めるプリント
4歳向けY1プリントとと5歳向けY2プリントはイメージ力を高めるプリントと位置付けていますので、答えがパッと瞬時に言えることを目的にしています。
慣れない数字を書くことで疲れて苛立ったり、たくさんのプリントを解くことを課せられて算数そのものが嫌いになったりしないように、「答えを言いましょう」という出題にしています。
学習塾において、就学前のお子様には講師がそばに付いて学習を見守ります。
学習後には毎回、ご家庭での課題を出していたのですが、就学前のお子様が課題をする時、ほとんどの保護者の方はそばで見守っておられたようです。
このプリスタのプリントをお子様にさせようとお考えの保護者の方も、おそらくお子様の横についておられると思いますので、プリスタの幼児向けプリントは保護者の方と一緒に学習するという前提で答えを言うだけにしています。
答えを言うだけで十分な力がつくので、「●○をかぞえてこたえをいいましょう」という出題にしています。
幼児さんで学習を始めたばかりの頃はまだ筆圧が強くなく、数字を書くことに慣れていないので時間を取られてしまうことが多く、答えを書かせる学習は勉強嫌いになりがちです。
学習塾の講師時代、「答えを書くのに時間がかかる」「答えを書きたがらない」という悩みを、幼児さんの保護者の方から伺うことが多くありました。
その時は、「○○ちゃんが言った答えをお母さんが書いてあげてください。答えを書かなくて、間違った問題にチェックしただけで提出されてもいいです」と、保護者の方にお願いしていました。
チェックの入った問題を学習塾で確認していましたが、このような形でもお子様に力はついていましたし、嫌いにならずに続けてもらうことができましたので、答えを言うだけの学習でも十分力がつきます。
もちろん、答えを書いても良いのですが、お子様が数字を書きたいと希望されたら、まだ形が整っていなくても良しとしてあげてください。
この段階は元気よく書くことができればOKです。
小学1年生で学ぶ「数の合成と分解」に向けたプリント
小学1年生になる前に習熟しておきたいのは、数の合成(いくつといくつで__)と数の分解(__はいくつといくつ)で、これはたし算とひき算の基本です。
特に、たして10になる数…補数(1なら9、2なら8)をパッと言えるようになると繰り上がりのあるたし算と繰り下がりのあるひき算がスムーズなので、たして10になる数は大切です。
例えば、小学1年生のさくらんぼ計算でのたし算では、
6●●●●● ● + 8○○○○○ ○○○ という繰り上がりがあるたし算の場合、
大きい数8を基に考え、
小さい方の6を大きい8の補数2と4にわけます。
8と補数2をたして10にし、
10に残りの4をたして14にします。
プリスタの卵パック型並びでは下記のようになります。
○○○○○
○○○●●
●●●●
このように、さくらんぼ計算には「10の合成と分解」の習熟が必須なので、小学1年の算数の授業でこの合成と分解にかなりのウエートが置かれるのです。
「10になる数」だけではなく、「9になる数」「8になる数」などもパッと言えることが必要です。
特に、補数の方が大きい数「10は1と__」「10は2と__」「9は1と__」「「9は2と__」「8は1と__」などが覚えにくいので、プリスタではこれらを多く出題しています。
言葉だけでは理解しにくい年齢なので、右脳も鍛える●○たまごパック型形式での学習
幼児期・小学低学年期はまだ左脳が発達していないので、この「数の合成と分解」を言葉だけで教えてもお子様は理解しにくいのです。
右脳の方が活発なこの時期だからこそ、イラストを用いて、目で見て自然と補数を習熟できるプリントが最適なのです。
●●●●● 答え5まで
………………..
●●●●●
●●●●● 答え10まで
………………..
●●●●●
●●●●●
●●●●● 答え15まで
………………..
●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●● 答え20まで
右脳が活発という幼児期の特性を考慮して作成したプリスタのプリントは、上記の●○たまごパック型形式で出題しています。
お子様はたまごパック型の●○を見て、パッと数量を把握できるようになります。
また、5まで、10まで、20までの合成と分解にわけていますので、小さなお子様も楽に理解が進みます。
さらに、「10までの数の合成」「10までの数の分解」のみならず「20までの数の合成」「20までの数の分解」を、簡単な「1と1で」「2と1で」などは5~10回程、難しい「6と7で」や「8と7で」「9は3と__」「13は6と__」などは20~30回程出題しています。(1回学習の場合)
お子様が答えをパッとイメージできるようになるためには、同じプリントを数回復習することが必要なので、復習したらプリントにシールを貼る、復習した回数を書いてあげるなどの工夫をして、復習を嫌がらないようにしてあげてください。
幼児5歳プリントY2と小学1年生プリントS1を数回復習すると、「6+7」「7+8」などは100回以上学ぶことになりますので、楽々と自然に覚えることができます。
将来の記憶力を高める
圧倒的な量の問題を視覚の力を借りて習熟していくので、お子様はストレスなく答えが浮かんでくるようになり、算数の力を高めるのはもちろん、右脳の働きもより活性化します。
プリントの量が多すぎるというご意見もあるかと思いますが、いろいろな順番で出題される問題を見て、最初はかぞえて答えを出す、そのうち瞬時に答えが浮ぶ(数量がイメージできる)ようになることが大切で、その過程で将来の記憶力を高める右脳が発達します。
記憶力が強くなるプリスタ学習は将来の記憶学習 (英単語、文法、漢字、地理歴史など)にもプラスになります。
小学校入学に向けてということに加えて、中学高校の難しい暗記学習への負担を軽くするためにも、プリスタのプリント学習で右脳を活発にしてあげてください。
また、何度も繰り返したご褒美にもらったシールが貼られたプリント、学習した回数を示す○などの数が書かれたプリント、これらを見て、お子様に達成感が生まれます。
学習塾で教えた経験から、「課題をこんなにたくさんがんばった!」という充実感と満足感も大事だと思うので、このプリスタ形式を自信をもっておすすめします。
楽しい運筆で筆圧を強くし、丁寧にひらがなと数字を書く
プリスタの幼児プリントは答えを書かないようにしていますが、鉛筆に慣れることは大事なので、筆圧を強くする楽しい運筆練習と丁寧にひらがなと数字を書く練習を少しずつしてください。
運筆と数字、ひらがな練習プリントは、幼児4歳プリントY1です。(未作成ですので、他のサイトのプリントで練習してください)
書くことに慣れてくれば、時期が来た時に「たし算の答えを書いてみようか」という働きかけに、スラスラと書くことができるようになっているはずです。
小学校によっては、1年生の1学期に「正しいひらがなを書きましょう」というテストがあり、ひらがなの「はね」や「とめ」などを細かく採点されます。
プリスタでは、「あ」から「ん」までのひらがな表をなぞり、正しいひらがなを覚えます。(未作成)
また、あ行の「い」と「う」は上手に書けるけれど、「あ」「え」「お」のバランスが取れないなど、ひらがな一つずつを練習する必要が出てきます。
上手に書ける文字を練習する必要はないため、一文字ずつのページを作成しています。(未作成)
数字も、8や9などバランスが取れにくい数字のみ練習できるように、0、1、2~9を一つずつ練習できるページを作成しています。(未作成)
学習塾の講師をしていた時、元気いっぱいのお子様がなかなか「正しいひらがな」が書けずにいました。
「1年生なのだからそんなに厳しくしなくても」と思っても学校の指導方針なので仕方ありません。
お子様によっては、早めに練習をさせてあげてください。
幼児の学習は腹八分目で終わる方が長く続く
幼児さんは特に、その日その日で気分にむらがありますので、同じ量の課題であっても、要する時間に大きな幅があります。
昨日は10分で宿題が全部できたのに、今日は30分でまだ半分もできていないなど、幼児さんには当たり前の世界です。
「これだけはさせないと」と思うのではなく、15分、20分と一日の学習時間を決めて、時間が来たらそこまでで終わりにしてあげてください。
幼児さんの集中力はそんなに続くものではなく、あくまでも楽しい勉強であってほしいものです。
幼児から学習させるメリット=焦らずに見守ることができる
このメリットを活かして、長いスパンで見守ってあげて頂きたいと思います。
プリスタの5歳幼児向け算数無料教材の教え方
●○作成ページのドッツで学習
幼児5歳Y2プリントは、「数の合成 いくつといくつで__」「数の分解 __はいくつといくつ」です。
小学1年生になる前に習得しておきたいこの箇所をお子様がなかなか理解出来ないように感じられたら、幼児4歳Y1のプリントで数字と量を一致させてください。
また、実際の物をつかい、「いくつといくつで__」を体得できるようにしてください。
例えば、おやつやおもちゃのブロックを用いて、日常生活の中で体得できるようにしてあげることです。
その際、1 2 3 4 5 と並べたら、1の下に6、2の下に7と並べます。
そうすることで、自然に5と10のかたまりが理解できるようになります。
ダウンロードの一番上に、ドッツを作成できるページがあります。
1枚目と2枚目のA1とA2、B1とB2を背中合わせにして両面テープで貼ると、●20枚、○20枚を作ることができます。
画用紙などに印刷すると丈夫なドッツができますので、お子様と一緒に動かして、お子様が数の合成と分解を楽しんで学べるようにしてあげてください。
上手に作るコツは、まず、●と○の裏面に両面テープを貼ります。
そこにもう1枚の黒と白の用紙を重ねて、少しずつ、両面テープをはがしていきます。
色厚紙や段ボールを丸く切り抜き、2色に塗るだけでもOKです。
保護者の方の手作りドッツで、お子様の数感覚を養ってあげてください。
「速さ」にこだわらず、間違えずに計算することを大事に
時間を計ると計算がだんだん速くはなりますが、お子様のその日の体調や気分などで前よりも遅くなることもあるので、急がずに、「間違えずに計算する」ということを優先してください。
そして、1日5分からでも良いので学習時間を決め、「長いスパンで学習習慣を身に付ける」ということを心してください。
毎日少しずつ学習を続けることで学力がつき、学力がつくと自信になり、自信になると勉強が面白くなり、自然に学習習慣が身に付きます。
プリスタは、5をまとめて考えるプリント
答えが10までの数の合成「いくつといくつで__ 」の場合、「2●●と6○○○○○ ○で8」の場合は下の形にしています。
○○○○○
○●●
お子様から聞かれない限り、順序のことなどは話さないでください。
尋ねられたら、「目で見てすぐわかるように、5をまとめて考えてこのようにしている」と教えてください。
「2と6で8」
●●○○○
○○○
このように、出てきた数字の順番通りに●○を置かなければならないと考えるお子様には、保護者の方が書き直してあげてください。
小学1年で学ぶさくらんぼ計算に向けた並び
「7●●●●● ●●と9○○○○○ ○○○○で16」
○○○○○
○○○○●
●●●●●
●
大きい方の数9をもとにしています。
お子様がわからないと言われる時は、次のように教えてください。
「大きい方の数9にあといくつたしたら10になる? 1だね。7からその1を持ってきて10にして、残りの6を10の下に持ってくると16」
●○作成ページのドッツを作ってお子様と一緒に動かしてあげると、お子様の理解も深まります。
繰り上がりのあるたし算と繰り下がりのあるひき算に大切な「いくつといくつで10」をたくさん出題していますので、覚えにくい「2と8で10」「3と7で10」などは、数量がイメージできるように繰り返し解くようにしてください。
お子様の手の鉛筆を一緒に動かしてあげると覚えやすい
なかなか正しい形の数字やひらがなが書けない場合、お子様の後ろから保護者がお子様の手をとり一緒に鉛筆を動かしてあげると、お子様もわかりやすいようです。
8や9などの書き出しも、「ここからグーッと、大きく丸くね」などと言いながら一緒に書いてあげると、お子様も思い切った手の動きができるようです。
器用不器用もありますので、「書き直し!」「もっときれいに!」などのマイナスの言葉はかけずに、保護者の方が根気よく練習させてあげると、お子様も上手になっていきます。
幼児用鉛筆や持ち方の補助具も利用
鉛筆の持ち方にも気をつけてあげてください。
幼児用の三角鉛筆や持ち方の補助具が市販されているので、それを使用するとうまくいきます。
1日に1行、ていねいに練習
文字をなぞることに疑問を持つ保護者の方もおられますが、正しい形を習得するためにはなぞることが第一歩です。
急いで書く時も、他の人(学校の先生など)が読める数字を書くように、丁寧に書くように意識付けさせてください。
あわてんぼうのお子様は、計算しているうちに6が0に、4が9、×が+になって間違えることが多いのです。
お勉強を始めた時から「丁寧に書く」ことを心がけるように、「急がなくても良いよ。丁寧に書こうね」と声を掛けるようにしてください。
力がついてきたら、自然に答えをパッパッと書けるようになります。
学習の進め方(5歳幼児)
- 数の合成(5まで) Y2- 1〜 10
数の合成(10まで) Y2- 11〜 80
数の合成(20まで) Y2-101~210数の合成(5まで) Y2-251〜260 (●○なし)
数の合成(10まで) Y2-261〜330 (●○なし)
数の合成(20まで) Y2-351~460 (●○なし)数の分解( 5まで) Y2-501~510
数の分解(10まで) Y2-511~580
数の分解(20まで) Y2-601~700(未作成)暗算文章題プリント S1-1031~1040
プリスタのプリントは圧倒的に多い出題数を誇りますが、できれば復習をしてください。
例えば、Y2-1~10を数回学習してY2-11~20に進み、ここも数回学習するというように進めてください。
初めのうち、お子様は●○をかぞえて答えると思いますが、復習をしていくうちにパッと答えることができるようになります。
復習なしで進んでいけるお子様は1回の学習で構いませんが、お子様の数と量のイメージを豊かにするため、また、スラスラ解けるようになるためにも、復習を楽しめるようにしてください。
もちろん、復習が不要なお子様や小学生での振り返り学習の場合は復習なしで進めて構いません。
この幼児5歳 Y2 プリントは、右側に●○で答えを記入しています。
お子様の様子を見て、答えがわかってきたようだと感じられたら、答えに●○なしプリントに進め、答えなしの学習を重ねることで習熟を図ってください。
力のあるお子様は、最初から答えに●○なしプリントで学習してください。
お子様によっては、「数の合成」よりも「数の分解」をより難しく感じるかもしれません。
そのようなお子様は特に、数の合成の●○なしプリントで習熟を図った後に、Y2-501からの「数の分解」に進む方がスムーズにいきます。
「数の分解」を学習しながら、「数の合成」●○なしプリントも並行して学習するなど、お子様の理解の度合いによって進め方を考えてください。
小学1年生プリント S1-2001~2040、S1-2051~2056 は「たし算の合わせるといくつ・ひき算の残りはいくつ」の問題を暗算で答えるプリントです。
幼児さんでもできると思いますので、問題文を保護者の方が読んであげてトライしてみてください。
幼児5歳向け算数プリントY2無料ダウンロード
5歳幼児向けの「いくつといくつ」(数の合成・分解)プリントです。
足し算や引き算の基礎となる準備運動的な問題集です。
1つのpdfファイルに10枚のプリントが入っています。
ご家庭のプリンターにページ指定できる設定があれば、必要なページのみ印刷してお使いください。
最近のコメント